こんにちは!ぐりです。
私は現在フルリモート勤務の会社で在宅勤務をしています。
内向型HSPである私は、通勤電車や職場などの人がたくさんいる場所が苦手なこともあり、在宅勤務ができる会社に転職をしました。
しかし、
人との距離ができてストレスゼロ!
刺激がなくなってハッピー!
と思いきや、在宅勤務だからこその悩みもあったりします。
この記事では、HSPの私が在宅勤務という働き方をするなかで難しいなぁ〜と感じることをまとめてみましたので、在宅勤務を検討している方はぜひ読んでみてほしいなと思います。
はじめに。私の働き方について
本題に入る前に、まずは私がどのような働き方をしているのかをお伝えしますね。
私が働く会社では、社員全員が在宅勤務という働き方をしています。
業務の内容は詳しくは書けませんが、1日中PCとにらめっこしながらクライアントとメールしたり電話をしたりというようなことをやっています。
基本的に社内でのコミュニケーションはチャットで、1日の半分くらいはオンライン会議があります。
直接人と会うことはありませんが、社内外問わず人とのコミュニケーションの時間はかなり多いという状況です。
HSPが在宅勤務で難しいと感じること
それでは、私が実際に在宅勤務をしてみて「難しいな」と感じていることをご紹介していきます。
複数人参加のオンライン会議で発言できない
私が勤務する会社では基本的にカメラをOFFにした顔を出さない状態で会議が開催されます。
そうなると参加者の表情や動き(反応)を読み取ることができないので、会話に入るタイミングが分からず黙り込んでしまいがちになります。
特に何か物事を決めるような議論の場では「フンフン」と相槌を打つので精一杯でほぼ置き物状態。
え〜なんでみんな話し始めるタイミングがわかるの???
…なんて思ってる間に会議が終わります。笑
人との付き合いは苦手ですが、仕事のしやすさだけで考えると顔を合わせているほうがラクだなと正直思います。
チャットでのコミュニケーションがしんどい
チャットに関しては、とにかくストレスがいっぱい!
チャットがなくなれば在宅ワークのストレスが半分になるんじゃないかな?と思うくらい。笑
ここでは厳選した3つを書きますね。
- 常にマルチタスク状態になり落ち着かない。
短時間にたくさんのことをしなければならない「マルチタスク」が苦手なHSPさんは多いんじゃないでしょうか。
在宅ワークの場合は主にチャットでのコミュニケーションになるので、あれこれ作業している状況でも常にチャットは気にしていなきゃいけません。
作業して電話してチャットにも反応して…ってやってると、常に集中できない状態が続いて疲弊してしまいがち。
業種や職種にもよるかもしれませんが、チャットで頻繁なやり取りが必要な場合にはしんどいと感じてしまう可能性が高いように思います。
- 確認したいことがあって同僚に連絡するも、返事が遅いと焦る。
たとえば上司に確認を取った後、すぐクライアントに連絡しなきゃいけない事案があったとして、上司から返事がないと私はこうなります。
- もしかしてメッセージに気付いてない?
- 急ぎの案件だし、リマインドしたほうがいいかな?
- でもウザがられるかもしれないからもう少し時間を置こう。
- リマインドしなくていいようにちゃんとチャット見てよ〜
すぐに連絡が取れないと脳内パニックに陥り、他のことが手付かずになりがち。
リマインドするだけでも物凄くエネルギーを使いますしね。
もちろん暇な人はいないですし、みんなそれぞれ在宅という環境でマルチタスク状態なわけなので、チャットに気付かなかったということはあると思います。
ただやっぱり物理的に距離が離れていてすぐに声掛けできない状態なので、みんながチャットにできるだけ早く反応するという意識は必要かなと思います。
私もマルチタスクが苦手とはいえ、すぐに反応できる人でありたいなと日々思いながら過ごしています。
- チャットでの文章が冷たい人は「怒ってるのかな」と気にしてしまう。
どの職場にも一定数はきっといる(特に役職がある人)と思うのですが、
「〜してください。」
「〜しなくていいです。」
こういう書き方の人を見ると「怒ってるのかな?」と萎縮してしまう私。
文字でのコミュニケーションって、少し言い方を変えたり絵文字を使うだけでも気持ちよく過ごせるようになると思うんですよね。
たとえばこんな風に
「〜してください。」
↓
「〜してくださいね!」
「〜してもらえますか?」
「〜しなくていいです。」
↓
「〜しなくても大丈夫ですよ。」
「〜しなくてOKです!」
キャラじゃないから嫌だと思う方もいるかもしれないですが、顔を合わせないからこそチャットを使うすべての人が気遣い合えたらいいのになぁ〜なんて日々思っています。
電話が鳴ると電話に出たくない場面でも取っちゃう
在宅勤務ではあるものの、オンライン上で電話がよくかかっている部署にいる私。
別に電話担当を決めているわけではないので誰かが取ればいいってことで運用していますが、コールがどれだけ続いてても取らない人は取らないんですよね。
そういう状況になると、「え〜今手離せないよ〜」っていう状況でも電話を取ってしまうのです。
あの人いつも電話取らないよねと思われるのも嫌だし、鳴り続けてるのも気になるし、何よりクライアントに迷惑がかかるって思うと自己犠牲しがちになります。
でもこういうのって責任感が強い人ばかりが損をするんですよね。
今日はもう5回取ったから取らない。他の人に任せよう。
とか、自分の中でルールを設けないと辛くなるだけだなと感じます。
自分の強みを活かせていない気がする
HSPの方は周りの表情や空気感を敏感に察してしまう人が多いですよね。
それにより「いろいろ見えすぎてしんどい」と感じることも多いんじゃないかなと思います。
私も出社している頃は、
- 今日の上司はピリピリしてるからちょっと距離をおこう
- 先輩ため息が多いな。何か嫌なことしちゃったかな
- あの人風邪気味かな?ビタミンドリンク買ってきて渡そう
いつもこんな感じで周りの表情や空気を読み取ってしまうばかりに、余計なことをいろいろ考えてしまってしんどいと感じたり、お節介を焼いてしまうことがよくありました。
在宅勤務になった今は、物理的に周りが見えないので今までみたいに疲れることはありません。
ですが、周りの表情や雰囲気を察することができないことで、自分の価値もうまく発揮できていないんじゃないかと感じることがあります。
自分では「見えすぎてしんどい」と思っていても、周りからは
と『強み』として評価してもらえることも多いですし、実際は良い部分でもあるんですよね。
そんな「他人にとっての良い部分」や「強み」を発揮できないというのは、それはそれでもったいないのかな?なんて思ったりもします。
在宅勤務でもストレスはたくさんある。
通勤や人との直接的な関わりがないのは、ほんっっとうにストレスフリーです!
ただ組織で働く以上、人との関わりは必ず発生するし自分ひとりで仕事ができるわけではありません。
そういう意味では、ある程度のストレスやうまくいかないことも出てきてしまうのが現状。
そんな環境でうまくやっていくためには「頑張りすぎない」ことを意識しつつ、自分にとって難しいと感じるものを少しずつ排除していくしかないんじゃないかなと感じます。
何かの記事で読んだのですが、人は
人生の3分の1を仕事をして過ごしているそうです。
私も今の働き方がちょうどいい!と思えるように、うまくバランスを取りながら仕事していきたいなと思ってます。
在宅勤務のメリットとデメリットについては、こちらの記事でもまとめていますのでよかったら見てみてください。
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