暮らし

地方出身HSPの私が東京での暮らしを好む理由。

2022年8月9日

東京に住んでみたいけど刺激が多そうだし、HSPだときついかな?

今読んでくださっている方は、こんな風に悩んでいる方でしょうか。

住む場所というのは日々の生活への影響が大きいですし、刺激が苦手なHSPさんはできるだけ刺激の少ない場所で暮らしたいですよね。

 

私は地方出身で東京での暮らしは今年で10年目になりますが、地方に住んでいた頃よりも東京での暮らしのほうが肌に合っていると感じています。

もちろん人によって感じ方は違うので東京での生活を勧めるわけではありませんが、この記事が「東京で暮らしてみたいけど実際どうなんだろう?」と悩んでいる方の参考になると幸いです。

 

東京での暮らしを好む理由。

車の運転をしなくていい

私は車の運転が苦手です。

地方に住んでいた頃はマイカーも持っていましたし、お出かけする時は自分で運転をしていました。

ですが、当時の私といえば

・うまく車線変更できるかな
・間違って高速に乗っちゃったらどうしよう
・もし万が一他人の命を奪ってしまったら・・・

運転中はずっと不安だらけ。

神経をすり減らしながら運転する時間は本当にストレスでした。

それが、東京は交通機関が発達しているので電車があればどこにでも行けますし、車なしで生活ができます。

 

地元では車に乗ることが当たり前のことすぎて「乗らない」という選択肢があることさえ考えたこともありませんでしたが、東京に出てきて「車を運転しなくてもいい」という日常がこんなにラクなんだと気付かされました。

今ではすっかりペーパードライバーなのでいつかまた地方に戻ったときには苦労をするかもしれない。

だけど、少なくとも東京にいるうちは車のことでビクビクしなくていいのでそれだけで幸せを感じます。

人間関係がさらっとしている

東京は最小限の人間関係でいられる場所。

私はずっとそんな風に思ってます。

 

HSPさんは人間関係で悩んでしまうことが多いですよね。

特に仕事ではいろんなタイプの人と出会うので「仕事上関わらなきゃいけないから関わっているけど、できれば職場以外の場所で会いたくない」ってこともあると思います。

 

地方では街に出ると知り合いに遭遇することが多い一方、東京では外出先で誰かと遭遇するということがほとんどありません。

仮に遭遇していたとしても、人が多すぎてお互い気付かないってこともあるかもしれない。

 

職場の人とはあくまで仕事だけの付き合いで、プライベートでは関わらなくていい。

 

そんな空気感が東京にはあって、人間関係で必要以上に悩むことなく過ごせている気がします。

良くも悪くもドライなところが個人的には居心地がよくて大好きです。

1人行動している人が多い

上京してすぐの頃、スタバに行ったらイヤホンをして1人で作業をしている人がたくさんいてびっくり。

地元のスタバはどちらかというと会話を楽しむために来ている人が多くて、1人でいることがアウェイな雰囲気すらありました。

 

人といると疲れるから基本的に1人で過ごす時間が好き、だけど人の目は気になる、というめんどくさいタイプの私。

東京はカフェでもレストランでも電車でも、1人で過ごしている人がとにかく多くて、

そんな環境にいると、1人でいる自分が世界に馴染めている感覚になれて心地良さを感じます。

せっかく1人で行動しやすい街にいるんだからと、今年はソロ活にも力を入れていきたいな〜なんて思ってます。

転職のハードルが低い

仕事を辞めたい。
だけど、ここを辞めて他に働ける会社があるのかな。

こんな風に思った経験はありませんか?

 

調べてみたところ、東京には60万社もの企業があるそうです。

60万社もあれば「これだけたくさんの企業があるのだから、辞めてもきっと次があるから大丈夫」と不安な気持ちを拭ってくれる感じがしますよね。

 

それに企業の数が多ければ、自分に合った企業に出会える可能性も高くなる。

 

実際に私もこれまで4回転職していますが、企業の数が多いと求人を出している企業もそれだけ多いですし、希望の働き方ができる企業も多いので、転職活動で悩むことはあまりなかったように思います。

 

なにより今の会社で我慢し続けなくてもいいんだなと思えると、それだけで心がラクになれるんですよね。

 

もちろん嫌なところもたくさんある。

通勤時の満員電車は耐えられない

コロナ渦でテレワークを導入する企業が増えたこともあって今はだいぶ軽減されてきたように思いますが、数年前まで通勤電車の人の多さはやっぱり異常でした。

もうこれ以上絶対乗れない!という電車でも駅員さんに体を押し込んでもらって無理やり乗ったりして、パーソナルスペースって何?状態の日々。

他人との密着、匂い、空気。

許せるところが1つもない。笑

街の人の多さと匂いがしんどい

渋谷、新宿、池袋。

この辺りは常に人がいっぱいいるし、食べ物とか香水とか汗とかいろんな匂いが混ざった空気がストレスなので滅多なことがない限り行きません。

飲み屋が多い街も。

酔っ払って怒ってる人とか見るとそれだけで疲れてしまうので、極力近付かないようにしています。

苦手なものはどう足掻いてもやっぱり苦手なのです。

 

刺激は多い。でも刺激を回避する方法もたくさんある。

結局のところ、その街が自分に合うかどうかは実際に住んでみないとわからないんですよね。

私も東京で暮らすうちに少しずつ自分が苦にならない過ごし方ができるようになっていった感じです。

満員電車がダメなら満員電車に乗らなくていいような働き方を選べばいいし、苦手なエリアには近付かなければいい。

10年かけて自分の暮らしから「苦手なこと」を排除していったことで、今はストレスフリーで過ごすことができています。

 

そしてその「苦手なこと」を排除していったら、東京の良いところがよく見えるようになりました。

車に乗らなくてよくて、人間関係がさらっとしていて、1人で行動している人が多くて、転職活動のハードルが低い街。

これは地方では叶えられないことだから、やっぱり東京での暮らしが心地良いし好き!

なんて思いながら、今日も東京での暮らしを楽しんでいます。

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

ぐり
HSPのみなさんが自分に馴染む環境で過ごせますように。

 

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