- 自分の本音がわからない
- ついつい人の意見に合わせてしまう
- 他人に合わせてばかりで疲れた
こんなお悩みを抱えていませんか?
このような悩みは、他人軸で生きていることが原因かもしれません。
私も以前は、他人の顔色を伺って自分の本音をさらけ出すことができず、生きづらさを感じていました。
それどころか他人に合わせることに慣れてしまって、「別にもともと自分の意見がないタイプだから」と本気で思っていました。
10代の頃から15年に渡って他人軸で生きてきたので、自分がどうしたいかという気持ちがわからなくなってたんですね。
だけど、そんな私も他人軸から少しずつ抜け出し、自分軸で生きていけるように。
今回こちらの記事では、実際に長い間、他人軸で生きてきた私が自分軸で過ごせるようになるためにやったことをまとめてみました。
周りに左右されずに自分らしく生きたい!
そんな風に思っている方は、参考にしてみてくださいね。
そもそも自分軸と他人軸って?
- 自分軸とは
「自分がどうしたいか」という自分の価値観をもとに行動すること。
自分の気持ちに従って行動しているので、納得した人生を送ることができる。
- 他人軸とは
他人の考えや価値を価値観をもとに行動すること。
常に世間体や周りからの評価を気にしてしまうので、自分らしさを失ってしまいがち。
他人軸だと、自分の本音を隠して生きていることになり、生きづらさを感じてしまいます。
だからこそ人生を充実させるためには、自分の本音に従って生きることが必要になるんですね。
他人軸から抜け出すための5つのステップ
ここからは、実際に私が他人軸から抜け出すためにやったことをご紹介していきます。
ステップ1 自分の本音を知る
他人の意見や価値観に合わせていると、無意識に自分の本音を押し殺して生活してしまっています。
なので、まずは自分がどうしたいかという本当の気持ちを知ることが、自分軸を見つけるための最初の一歩。
何かの判断をしなきゃいけないとき、
と自分の思考を振り返ってみてください。
慣れるまでは少し大変かもしれないですが、振り返りを癖付けすることで、少しずつ自分の本音がわかってくるはずです。
頭の中で考えるのはむずかしいという方は、簡単な日記を付けてみてもいいかも。
私も毎日3行程度の日記を付けるようにしています。
愛用中の石原5年帳。過去3年分の本音が詰まってます。
ステップ2 こうあるべきという考え方を捨てる
他人の意見に合わせるべき、自分にとって嫌なことでも周りが喜ぶなら我慢するべき。
ついついこんな風に思っていませんか?
「こうあるべき」という考えが頭にあると、
その選択が本当に自分にとって必要なものなのか?
という取捨選択ができなくなってしまいます。
たとえば私の場合、現在30歳で一緒に暮らしているパートナーがいますが、特に結婚するつもりはありません。
数年前までは、結婚するのが当たり前だから早く相手を見つけて結婚しなければいけないと焦っていました。
でも、よくよく考えたら、私は別に結婚に対する憧れもないし、相手がいても別に結婚をする必要性というのを感じられないんですよね。
世の中的には結婚することや子供をつくることが当たり前なのかもしれない。
だけど、私はそうすることで幸せなのかと言われると、そうは思わない。
別に今の暮らしで充分幸せだし、結婚にこだわる理由もないのかなと思う。
周りにとっての当たり前ではなく、自分の本音に耳を澄ましてみる。
そうすると、自分にとって本当に必要なものが見えてくると思います。
ステップ3 自分の中で判断基準をつくる
自分の本音を知ることができるようになったら、物事を決める際の判断基準をつくりましょう。
判断基準をつくる理由は、
他人軸で生きることに慣れている人は「本当はこう思っているけど、ここは周りに合わせておこう」と、せっかく本音がわかっているのに結局他人に合わせてしまうということがあるからです。
判断基準の例は、
・4人以上の飲み会には参加しない。
・仕事で何か頼まれたらすぐに返事をせずに、一旦持ち帰って考える。
みたいな感じ。
こんなふうに前もって基準を設けておけば、自分の本音に従って選択して判断ができるようになります。
ステップ4 自己肯定感を上げる
他人軸で生きてしまう大きな原因は、自分に自信がないこと。
自分に自信がないと、自分の下した判断が正解かわからなくて不安になったり、みんなに嫌われたらどうしよう?など、
「周りにどう思われるか」を気にしてしまいがち。
無理に自分のことを好きになる必要はないけれど、
どんな自分もまるごと受け入れてあげられるようになれば、徐々に自分軸で物事を判断できるようになります。
ステップ5 自分の価値観に沿って判断する
ここまで来たら、あとは自分の価値観で物事を判断していくだけ。
大人数の飲み会に誘われたら、自分で決めた判断基準に沿ってちゃんと断る。
仕事の依頼があったら、即答せずに「一旦持ち帰らせてください」と伝えてみる。
お誘いを断ったり本音を伝えることは、初めは勇気が必要になると思います。
だけど、自分の本音を大切にし、自分の価値観で物事を判断できるようになれば、少しずつ生きづらさを手放すことができるはずです。
さいごに
染み付いてしまった他人軸思考を変えるのは、正直むずかしいです。
だけど、この先もずっと他人軸で過ごすより自分軸で過ごせるようになったほうが、日々の幸福度が圧倒的に上がります。
というのも、自分軸で生きられるようになると、すべて自分の判断で選択した結果なので、結果的にそれが失敗だったとしても納得することができるんですよね。
飲み会に誘われたから参加したけど、やっぱり楽しくなかった。
一人で家で過ごすほうがよかったな。
なんて思いながら過ごす日常より、ほんの少し勇気を出して断ることができたら、結果的に満足感を得られると思うんです。
「他人にどう思われるか」
ではなく
「自分がどうしたいか」
少しずつでもいいので、自分の本音と向き合ってみてください。
そうすることで今より遥かに楽しい人生を送れるようになるはずです。