2022年1月から在宅勤務をしているぐりと申します。
…なんて言われることも多い在宅勤務。
実際、通勤はいらないし雨の日でも家に引き篭もっていられるので、在宅勤務になってよかったなぁと思います。
が、実はメリットの数と同じくらいデメリットもあるのが現実だったりするんですよね。
本記事では、在宅勤務歴8ヶ月の私が、実際に在宅勤務で働いてみてどう感じているのかをご紹介しています。
在宅勤務の人の体験談を聞いてみたいと思っている方の参考になると嬉しいです。
私が在宅勤務で働く理由
2020年にコロナが流行り出してから、在宅勤務を導入する企業が増えましたよね。
現在は毎日出社している方も、初めての緊急事態宣言が発令された頃には一時的に自宅で仕事をしていたという方も多いんじゃないかなと思います。
当時、私も会社から在宅勤務を命じられて一瞬だけ在宅勤務をしていたのですが、「自宅で仕事がしたい!」と思うようになったのはこの経験がきっかけです。
これまでは「仕事とはオフィスに出社をして働くこと」だと思っていたけれど、仕事って自宅でもできるんだ!と衝撃を受けたんですよね。
そんな風に「自宅でも仕事はできる」と頭にインプットされてからは、将来的に自宅で仕事をする働き方もいいなと思うようになりました。
そんな人生初の在宅勤務を経験してから2年経ち、現在は完全に自宅で仕事ができる「フルリモートワーク」という働き方ができる企業に転職をしました。
人の多い電車に乗って通勤すること、人がたくさんいる職場で仕事をすること。
もともとHSP気質である私にとってはかなりストレスだったので、転職への迷いはありませんでした。
在宅勤務のメリット
ここからは、実際に私が在宅勤務を経験して感じた、在宅勤務のメリットをお伝えします。
通勤電車に乗らなくていい
在宅勤務の一番のメリットはやっぱりこれです!
特に都内は通勤時間帯の電車の密度は異常ですし、あの通勤のストレスから解放されたのはかなり大きかったと思います。
出社している人から羨ましがられる一番の理由もきっとこれかなと。
電車に乗って通勤していると会社に着くまでに憂鬱な気持ちになることも多いですが、そんな憂鬱を感じなくて済むのはやっぱり在宅勤務ならではのメリットですね。
人目を気にしなくていいので精神的にラク
自宅という誰の目にも入らない空間で仕事ができるのがとっても気楽。
周りに人がいないと緊張することもないですし、誰かに気を遣ったりすることもないので、とにかくのびのびと仕事をすることができます。
仕事をしていてちょっと気持ちが乗らないなって時はスピーカーで音楽をかけれるし、集中したい時は無音の環境で仕事ができる。
自分だけの空間で自由に過ごせるというのは在宅ワーカーの特権だなーと日々思います。
自由時間を有効活用できる
出社していた頃は、職場と自宅の往復で疲れてしまい、自分がやりたいことができない状態が続いていました。
が、在宅で働き始めてからは気持ち的にも時間的にも余裕ができたこともあり、趣味の時間を作ることができるようになりました!
このブログを始めたのもそう。
休憩時間の合間に書いたり、仕事PCを閉じた瞬間にブログタイムに突入できたり、在宅勤務だからこそ楽しめているのかなと思ってます。
今まで出社の準備に使っていた時間も通勤の時間もすべて自由な時間として使えるので、出社していた頃に比べて時間が増えた感覚もあります^^
不必要にお金を使わなくて済む
出社しているときに悩んでいたのが、とにかく食費がかかるということ。
同僚とのランチ代だったり、ついコンビニでコーヒーを買ったりお菓子を買ったりと毎日食費にかなりのお金をかけていました。
しかし、在宅勤務だと基本的に自宅から出ないので、食費がほとんどかかりません。
お昼は前日の夜ごはんの残り物を食べたり、仕事中に飲むカフェラテも家で作るので低コスト。
食費に限らず、帰り道にドラッグストアに寄って化粧品を買っちゃう、みたいなこともないので、圧倒的にお金を使う機会が減りました◎
在宅勤務のデメリット
次に、実際に働いてみて感じた在宅勤務のデメリットについてご紹介します。
チャットでのコミュニケーションが疲れる
在宅勤務の場合、同僚とのコミュニケーションがほぼチャットで、自分の仕事を進めながらチャットにも反応しなきゃいけないので、常にマルチタスクの状態が続きます。
基本的に通知が来た瞬間に即レスしなきゃいけない状態なので、自分の作業に集中できるタイミングがほとんどないのが辛いところ。
あとは、職場にいれば口頭で確認できるようなちょっとした内容でもすべてチャットでのやり取りになるので、単純にとにかくタイピング量が増えます。
そんなこともあり、出社していた頃に比べて首や肩の疲労が増えたので数年ぶりに整体に通い始めました。
在宅勤務の悩みの約8割をチャットが占めている気がします。
どう頑張っても解決できない問題なので…
上司や同僚に気軽に相談できない
「今日はなんだか顔色が悪いね。体調が悪かったら帰りなよ〜」
「悩み事ある?話聞こうか?」
職場で顔を合わせていれば、こんな風に気軽に声を掛け合って、互いに気を遣い合うことができます。
しかし、在宅勤務だと周りの顔が見えないので周りの状況を察するのも察してもらうのもむずかしい。
悩み事があっても気軽に相談できないのは、メンタル的にかなり負荷がかかるので結構しんどいポイントです。
特に、転職先で入社初日から在宅勤務の場合は、物理的に距離がある中で人間関係を構築していかなきゃいけないので最初はかなり辛いと思います。
(わたし自身めちゃくちゃ辛かった)
そもそも人間関係ができていないと、相談もしにくいですからね。
正直馴染めるようになるまでは、上司や同僚と直接顔を合わせる機会があるほうがラクな部分も多いです。
オンとオフの切り替えがむずかしい
仕事をするのも家、休憩するのも家、仕事が終わっても家、の状態だと仕事とプライベートの切り替えがむずかしい!
なかなか仕事モードになれなかったり、定時の時間が過ぎてもだらだら仕事してしまったり。
なので私はマイルールを設けて、オンオフのスイッチをうまく切り替えられるように心掛けています。
- 朝起きたら寝巻きから部屋着に着替える
- 休憩時間には仕事用デスクから離れる
- 前もって仕事の終了時間を決める(基本定時で上がる)
こんな感じである程度自分の中でルールができてくると、うまくバランスを保てるようになります◎
運動不足で太る
家から出ないにもかかわらず食事だけはしっかり摂る生活をしていたら、8ヶ月で3kgほど太りました…
運動をする習慣がある方は良いけれど、そうじゃない人は自発的に運動するように心掛けないと太る一方かもしれません。
太るだけじゃなく、健康にも良くない。
最近、せめてもの抗いでスタンディングデスクを導入してみたので、こちらについてはまた別途記事にしたいなーと思ってます!
まとめ
在宅勤務の一番のメリットは、通勤の必要がなくなったことで自由に使える時間が増えたこと!
今まで通勤や身支度に使っていた時間に、家事をしたりブログを書いたりと好きなことができるのがとにかく嬉しい。
ですが、在宅勤務で人と会わないとはいえ、その分同僚とのやり取りがすべてチャットでのやり取りになるので、常にPCから離れられずなかなか落ち着いて仕事ができないというのがあります。
ただ、間違いなく言えることとして、私がブログを始めようと思えたのは、
「在宅勤務になって心にゆとりができたから」
だと思っています。
出社していた頃は仕事から帰ってきたら、疲労で何もすることができず、だらだら過ごして1日が終わるというような状態でした。
それが今では、平日仕事が始まる前も休憩時間も仕事の後も、ブログに向き合う余裕も時間もある!
気持ちの面でも落ち着いていられますし、時間を有効活用できるというのは本当に在宅勤務の良いところだなと思います。
なお、本記事とは別に「HSPの私が在宅ワークで難しいと感じること」というHSPさん向けの記事も書いてます。
こちらもよかったら見てくださいね。
参考HSPの私が在宅勤務で難しいと感じること【メリットばかりじゃない】
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